以上のような悩みを解決する記事をご用意しました。
この記事を読めば、仮想通貨ステラルーメン(XLM)の特徴について理解でき、初心者でも仮想通貨取引所でステラルーメン(XLM)を購入できるようになります。
本記事の内容
- 仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは?
- ステラルーメン(XLM)の5つの特徴
- ステラルーメン(XLM)の価格推移・チャート分析
- ステラルーメン(XLM)の今後の見通しや将来性
- ステラルーメン(XLM)を購入できる国内の仮想通貨取引所
- ステラルーメン(XLM)の買い方3ステップ
- ステラルーメン(XLM)に関するよくある質問
- まとめ
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本記事の信頼性
筆者は2018年より暗号資産投資を始め7桁運用。bitFlyerやコインチェック、Bybitなど複数の取引所で投資をしてきた経験をもとに執筆しています。
ステラルーメンは個人間での送金を行うために開発された仮想通貨です。
送金手数料が安く、高速で送金処理が行われることから、銀行口座を持てないアフリカなどの新興国を中心に送金手段として実用化が期待されています。
ステラルーメン(XLM)は国内の取引所bitFlyerやコインチェックなどで購入可能です。
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この記事のポイント
仮想通貨ステラルーメン(XLM)とは?
通貨名 | ステラルーメン(Stellar) |
シンボル | XLM |
価格(2023年4月時点) | ¥13.93 |
時価総額(2023年4月時点) | ¥371,753,738,866 |
時価総額ランキング(2023年4月時点) | 25位 |
発行上限 | 1,050億枚 |
公式サイト | https://stellar.org/ |
購入できる取引所 | bitFlyer、コインチェック等 |
ステラルーメン(XLM)は、リップル (XRP)の共同創業者で仮想通貨取引所マウントゴックスの創始者でもあるジェド・マケーレブ氏によって2014年に開発された仮想通貨です。
ステラルーメンは個人間の海外送金が素早く、低コストで行われることを目的として開発されました。
日本を含む先進国では、ほとんどの人が銀行口座を持っているため送金に困るということはあまりないかもしれません。
しかし、2017年の世界銀行の調査によると世界では約17億人の成人が銀行口座を持っていません。
ステラルーメンは新興国を中心に今後送金手段として普及していくことが期待されています。
ステラルーメンは国内の仮想通貨取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)、コインチェック、DMM Bitcoin等で購入できます。
ステラルーメン(XLM)の5つの特徴
仮想通貨ステラルーメン(XLM)には以下の5つの特徴があります。
以上の5つの特徴について順番に解説します。
個人間の送金を行うために開発された
ステラルーメンは個人間の送金を行うことを目的に開発された仮想通貨です。
ステラルーメンの開発者ジェド・マケーレブ氏はリップル(XRP)の開発にも関わっており、リップルも送金手段になることを目的として開発されました。
どちらも送金手段として作られた仮想通貨ですが、ステラルーメンとリップルには大きな違いがあります。
ステラルーメンは個人間の送金を円滑にするために開発されたコインですが、それに対してリップルは銀行や企業間での高額な取引を想定して作られたコインである点が大きな違いです。
高速かつ低コストで国際送金ができるブリッジ通貨
ステラルーメンは国際送金の際の「ブリッジ通貨」としての役割を果たしています。
ブリッジ通貨とは?
ブリッジ通貨とは、2つの通貨の橋渡しの役割を果たす通貨のことです。
たとえば、日本円を米ドルに換金したい場合、ステラルーメンを仲介することで、高速かつ低コストで換金できます。
XLMを利用した送金の流れ
日本円 → ステラルーメン(XLM) → 米ドル
日本円から直接米ドルに送金できるので、ステラルーメンを間に挟む意味がわからないと感じると思います。
しかし、ステラルーメンを通して送金した方が、海外送金によく使われる決済システム「SWIFT」を利用して送金するよりも素早く、低コストで送金できるのです。
送金速度が速く、手数料も安い
ステラルーメンは個人間の少額の送金を想定して開発されており、少額でも気軽に、頻繁に送金できるよう手数料が0.00001XLM (約100万分の1ドル) で送金ができるよう設定されています。
また、SCP(ステラ・コンセンサス・プロトコル)という独自のアルゴリズムを採用しているため、送金は2〜5秒ほどで行われ、非常に高速である点も特徴です。
ステラ開発財団が中央集権的に管理・運営
ステラルーメンは管理者が存在しないビットコインと異なり、非営利団体ステラ開発財団によって管理・運営されている中央集権的な仮想通貨です。
ビットコインなど多くの仮想通貨で採用されているマイニングの仕組みがなく、すでにXLMの全数量が発行済みです。
現在の総数である500億XLMのうち、約300億XLMはステラ開発財団が保有し、運用費として利用されています。
2019年に約半数のXLMをバーン
ステラ開発財団は2019年に総数1,050億XLMのうち、約半数の550億XLMを「バーン」しました。
バーン(Burn)とは?
仮想通貨における「バーン」とは日本語に訳すと「焼却」のことです。バーンされたXLMは無効化され、発行総数が減少します。
バーンによって発行数量を減らすことにより、希少価値が高まり、価値を高める役割を果たすのが特徴です。
ステラルーメン(XLM)の価格動向・チャート分析
仮想通貨ステラルーメン(XLM)のチャートを見てみると2023年4月7日現在、13.93円で推移中です。
長期チャートを見てみると2017年11月中旬〜2018年1月上旬と2020年11月中旬〜2021年5月中旬にかけて大きな値上がりをしました。
過去にステラルーメン(XLM)が高騰した理由は以下の通りです。
2017年11月中旬〜2018年1月上旬にかけてステラルーメン(XLM)の価格が高騰
2017年11月中旬〜2018年1月上旬にかけてステラルーメン(XLM)の価格は3円から最高74円まで高騰しました。
約2ヶ月間で約25倍の上昇です。
価格が高騰した理由は以下の2つが考えられます。
- ビットコインバブルに伴う高騰
- IBM、KlickExとの提携
順に解説します。
①ビットコインバブルに伴う高騰
2017年後半から2018年1月上旬にかけてはビットコインバブルの時期でした。
2017年12月にはBTC価格が当時過去最高の200万円を突破するなど、仮想通貨市場全体が盛り上がりを見せ、ステラルーメンの価格も高騰したと考えられます。
②IBM、KlickExとの提携
2017年10月には世界170ヶ国以上で事業を展開するIBM、通貨交換サービスを提供するKlickEXと提携を結ぶことを発表しました。
クロスボーダー決済(国境を超えて支払い)の開発、実装化に向けての期待が高まり、価格上昇に繋がったと思われます。
2020年11月中旬〜2021年5月中旬にかけてステラルーメン(XLM)の価格が高騰
2020年11月中旬〜2021年5月中旬にかけてステラルーメン(XLM)の価格は8円から最高72円まで高騰しました。
約6ヶ月間で約9倍の上昇です。
ステラルーメンの価格が高騰した主な理由はビットコインの高騰による影響のためです。
ビットコインは2020年10月〜2021年4月にかけて価格が高騰しました。
仮想通貨市場は、ビットコインが高騰した場合、少し遅れてアルトコインの価格が上がり始める傾向があります。
ステラルーメンはビットコインの高騰から約1ヶ月遅れで高騰したことがわかります。
仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後の見通し・将来性
仮想通貨ステラルーメン(XLM)の今後の見通し・将来性については以下の4点がポイントとなります。
上記、4つのポイントについて解説します。
新興国での需要拡大
ステラルーメン(XLM)は、銀行口座を持てない貧困層が多い新興国において、国際送金を手軽に行うことができるため、需要が拡大していくことが期待できます。
ステラルーメンを利用することで、国外へ出稼ぎに行っても高速かつ低コストで母国の家族への送金が可能です。
特に、東南アジアやアフリカなどの地域ではステラルーメン(XLM)を活用した送金サービスが展開されており、今後ますます需要が高まると見られています。
大手企業との提携
ステラルーメンは、大手企業との提携によって、決済や送金などのサービスを拡大することができます。
実例として2018年9月には大手企業のIBM社がステラのブロックチェーンを利用した国際送金ネットワーク「IBM Blockchain World Wire」の採用を発表しました。
今後も、さまざまな大企業との提携が進めばステラルーメンの価値が上昇します。
セネガルの仮想通貨都市「エイコンシティ」の開発
アフリカ セネガル出身のR&BシンガーソングライターAkon(エイコン)氏はセネガルで仮想通貨を基盤とした先進都市「エイコンシティ」の開発に着手しています。
エイコンシティではステラブロックチェーンを基盤とした独自通貨「Akoin」のみが通貨として利用できます。
エイコインシティは2026年にオープンする予定で、成功すればステラルーメンの価値も高まることが期待されます。
ウクライナでの実用化
ウクライナの老舗商業銀行TASCOMBANKはステラのブロックチェーン上で電子マネーを発行する実証実験を行なっています。
今後、実証実験を繰り返し、安全性が確認できれば将来的にウクライナで仮想通貨ステラルーメン(XLM)が普及する可能性があります。
ステラルーメン(XLM)を購入できるおすすめの国内仮想通貨取引所
ステラルーメン(XLM)は多くの国内取引所で取り扱っています。
その中でも特におすすめなのはbitFlyerとコインチェックです。
おすすめ2社の特徴は以下の通りです。
bitFlyer(ビットフライヤー)
おすすめポイント
- ビットコイン取引量6年連続No.1
- セキュリティが安全。業界最長7年以上ハッキング0
- 1円から仮想通貨が買えるので初心者におすすめ
- 操作が簡単!スマホアプリが使いやすい
- 最短10分!無料ですぐに口座開設できる
bitFlyer(ビットフライヤー)は20銘柄以上を取り扱う国内最大級の仮想通貨取引所です。
セキュリティが強固で、スマホアプリから簡単に取引できることから、初心者にもおすすめします。
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Coincheck(コインチェック)
おすすめポイント
- 国内の暗号資産取引アプリ、ダウンロード数No.1
- 月1万円から積立投資ができる
- 500円から仮想通貨が買えるので初心者におすすめ
- 最短10秒!スマホから簡単に仮想通貨が買える
- 最短5分!無料ですぐに口座開設できる
コインチェックはテレビCMを積極的に放映するなど、国内では知名度抜群の仮想通貨取引所です。
スマホアプリから簡単に取引ができることから、アプリダウンロード数が国内No.1の実績を誇ります。
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仮想通貨ステラルーメン(XLM) の買い方3ステップ
仮想通貨ステラルーメン(XLM)は以下の3ステップで購入が可能です。
今回は国内最大級の仮想通貨取引所bitFlyerから購入する方法を例に解説します。
上記3ステップについて順番に解説します。
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bitFlyerで口座開設する
まずは、bitFlyer公式HPにアクセスしましょう。
メールアドレスを入力して登録をクリック。または、新規登録からメールアドレスを登録します。
どちらを選択しても、手順は同じです。
メールアドレス登録後の流れについては、以下の関連記事で、わかりやすく解説しています。
bitFlyerに日本円を入金する
bitFlyerで仮想通貨を購入するには、日本円を入金する必要があります。
以下の関連記事を参考に入金を完了させましょう。
関連記事
ステラルーメン(XLM)を購入する
日本円の入金まで完了したら、実際にステラルーメン(XLM)を購入してみましょう。
今回はbitFlyerのスマホアプリからステラルーメン(XLM)を購入する方法を解説します。
まずは、bitFlyerのスマホアプリを立ち上げてログインします。
トップ画面を開くと販売所一覧が表示されるので下にスワイプしてステラルーメン(XLM)を探します。
ステラルーメン(XLM)が見つかったらタップします。
ステラルーメン(XLM)の購入画面が開くので買うをタップします。
購入金額を入力して、買い注文に進むをタップします。
購入金額を確認し、問題なければ買い注文を確定するをタップします。
以上で、ステラルーメン(XLM)の購入が完了です。
ステラルーメン(XLM)に関するよくある質問
最後に、ステラルーメン(XLM)に関するよくある質問をまとめました。
ステラルーメン(XLM)とリップル(XRP)の違いは?
ステラルーメン (XLM) は個人間の送金取引を円滑に行うために作られています。
一方で、リップル(XRP)は銀行や企業間での送金を主な目的としている点が大きな違いです。
その他、ステラルーメンとリップルの主な違いについては以下の表にまとめています。
項目 | ステラルーメン (XLM) | リップル (XRP) |
---|---|---|
主な使用目的 | 個人間の送金(少額)、国際送金 | 銀行や企業間の送金(大金)、国際送金 |
創設者 | ジェド・マケーレブ 氏(元リップル共同創設者) | クリス・ラーセン氏、ジェド・マケーレブ氏 |
開始時期 | 2014年 | 2012年 |
送金速度 | 速い(通常2〜5秒) | 速い(通常3〜5秒) |
送金手数料 | 1円以下(0.00001XLM) | 1円以下(0.00001 XRP) |
開発・運営組織 | ステラ開発財団 (非営利組織) | リップル社 (営利企業) |
ステラルーメン(XLM)の最高値はいくら?
CoinMarketCapのチャートによるとステラルーメン(XLM)の最高値は2018年1月6日に記録した74.97円です。
ステラルーメン(XLM)の将来価格は100円まで上がる?
海外の価格予想サイト「PricePrediction」によると2030年のXLMの平均価格は1.96USドルになると予想しています。
2023年4月時点のレート(1ドル=131.67円)で計算すると日本円で約258円になります。
あくまで現時点の予想価格なので、今後の動向次第では変わる可能性があります。
まとめ
ステラルーメン(XLM)は個人間の送金を快適に行うために開発された仮想通貨です。
送金スピードが速く、手数料が安いことからアフリカなどの新興国を中心に実用化が期待されています。
ステラネットワークを利用した仮想通貨都市「エイコンシティ」の開発が計画されるなど、将来性の高いコインです。
ステラルーメン(XLM)はbitFlyerなど国内の暗号資産(仮想通貨)取引所で購入できます。
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