以上のような悩みを解決する記事をご用意しました。
本記事の内容
- NFTのGiveaway企画とは?
- NFTのGiveaway企画のメリット
- NFTのGiveaway企画のデメリット
- NFTのGiveaway企画のやり方6ステップ
- GiveawayするNFTの送り方
- GiveawayされたNFTの受け取り方
- NFTのGiveawayに関するよくある質問
- まとめ
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本記事の信頼性
筆者は2018年より暗号資産投資を始め7桁運用。実際にGiveaway企画を開催し当選者にNFTを送った経験をもとに執筆しています。
NFTに興味がある人でTwitterをやっていると「Giveaway」という言葉を聞いたことがあると思います。
GiveawayとはNFTのプレゼント企画のことです。
本記事では、これからGiveaway企画を開催してみたい人、Giveaway企画に参加してみたい人、双方にとって役立つ情報を解説しています。
NFTのGiveawayを始めるにはETH (イーサリアム)などの暗号資産(仮想通貨)が必要なので、あらかじめ暗号資産取引所のコインチェックで口座開設を済ませておきましょう。
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NFTのGiveaway企画とは?
Giveaway (ギブアウェイ)とは日本語に訳すと「与える」という意味です。
NFTにおけるGiveaway企画とはNFTのプレゼント企画を指します。
参加者の立場でいうと懸賞の応募企画です。
Twitterで応募者を募ることが多く、主催者と当選者はTwitterのDMを通してやり取りを行います。
NFTのGiveaway企画のメリット
NFTのGiveawayには主催者、参加者それぞれにメリットがあります。
Giveaway主催者のメリット
まずは主催者側のメリットを解説します。
NFTに興味のあるフォロワーをたくさん獲得できる
Twitterのフォロワーがなかなか増えない
こんな悩みを抱えている人は多いと思います。
Giveaway企画を開催することで、1ツイートで多くのフォロワーを獲得できるようになりますよ。
私自身、Giveawayの企画を開催し、1ツイートで160名以上のフォロワーといいね!、RTを獲得しました。
自作NFTの場合、RTで拡散されることで宣伝になる
私の場合、他の人が制作した新作NFTを即Giveawayするやり方で集客しましたが、中には自分自身でNFTプロジェクトを立ち上げている人もいると思います。
自身のNFTを普及するために、Giveaway企画するとRTで一気に拡散されるので、宣伝効果があります。
Giveaway参加者のメリット
続いて参加者側のメリットを解説します。
無料でNFTをゲットできる
NFTが欲しいけど、高額なので自分では買えない
WL (優先購入権)をゲットできず、欲しいNFTが発売日に購入できなかった
そんな人でもGiveawayに応募すれば無料でNFTをもらえるチャンスを得ることができます。
何度でも応募できる
Giveaway企画をしている人は多く、1企画につき1回の応募であっても複数の企画に参加すれば何回でも応募できます。
確率論的に複数の企画に応募することで当選確率は上がります。
NFTのGiveaway企画のデメリット
一方でNFTのGiveaway企画にはデメリットもあります。
Giveaway主催者のデメリット
まずはNFTをGiveawayする主催者側のデメリットを挙げます。
手放したNFTが将来、大幅に値上がりする可能性がある
軽い気持ちでGiveawayしたNFTが長期的に大幅に価値が上昇する可能性があります。
あの時、GiveawayでNFTを手放すんじゃなかった
そんな後悔をしないようにしましょう。
Giveaway参加者のデメリット
一方で参加者にもデメリットがあります。
競争倍率が高く当選する確率が低い
Giveawayの応募は簡単で基本的に主催者のフォロー、いいね!、RTをするだけで完了します。
ハードルが低いだけに、応募者が殺到するので、その分当選確率は低くなります。
私がGiveawayした企画では当選者1名に対し164名の応募がありました。
当選倍率164倍。
当選する方が奇跡的な数値ですね。
NFTのGiveaway当選するコツはないの?
熱意を見せた方が当選しやすくなることがあります。
当選者の選び方は主催者によって異なりますが、人によっては応募者のプロフィールやコメントをじっくり読んでから選んでいます。
応募資格にコメント不要の場合が多いですが、コメントは入れておいた方がいいです。
私の企画の場合、応募者164名に対し、コメントは28名。
主催者の立場に立った場合、164名の中から1名を選ぶのと28名の中から1名を選ぶのどちらが楽だと思いますか?
主催者の人がどんな人にGiveawayしたいと思うか
この点を考慮するだけで当選確率はグッと上がるかもしれませんよ。
NFTのGiveaway企画のやり方
ここからは実際にNFTのGiveawayをするやり方・流れについて解説します。
NFTのGiveawayの企画の流れは以下の通りです。
順に解説します。
GiveawayするNFTを選ぶ
まずはGiveawayするNFTを選びます。
話題性の高い人気のNFTを選ぶと反響が大きくなります。
販売直後のNFTまたは、すでに人気のあるNFTを選ぶのがポイントです。
私の場合、販売直後、リビール(画像公開)前のNFTをGiveawayしました。新プロジェクトの場合、フォロワーを増やすにはスピードが命です。
Giveaway企画をツイッターでツイートする
GiveawayするNFTが決まったら、TwitterにGiveawayキャンペーンの投稿をします。
実際に私が投稿したツイートです。
Giveawayする際は以下の条件を忘れずに記入しましょう。
- 応募条件
- 当選者数
- 締切日
- ハッシュタグ
応募条件
具体的な決まりはありませんが、基本的に以下のような応募条件が一般的です。
関係者のフォロー
自分のアカウントだけでもいいですが、応援の意味も込めてプロジェクトのファウンダーのアカウントもフォロー条件にする人が多いです。
いいね!とRT(リツイート)
いいね!やRT (リツイート)してもらうことで、ツイートが拡散されます。
拡散されることで新しいフォロワーを獲得しやすくなります。
当選者数
当選者数が何名かわからないと応募する側が混乱します。
NFTの場合、1体しかないので記入しなくても1名しか当選しないのは応募する側も理解できると思いますが、明確にするために記載しておきましょう。
締切日
ツイート直後は、勢いで皆応募すると思いますが、後発組は締切日時を記載しないと今からでも間に合うのかわからなくなります。
締切日時は明記しておきましょう。
中には「24時間後まで」「48時間後まで」のような書き方をする人もいますが、応募する人は、いつ投稿されたツイートなのか調べる必要があります。
誰が見てもすぐにわかるように、「○月○日○時まで」とはっきり書いておいた方が親切です。
ハッシュタグ
ハッシュタグを付けることで検索からの流入が増えます。
「#Giveaway」「#NFTGiveaway」やプロジェクト名のハッシュタグを付けて投稿するとより多くの人に気づいてもらえます。
当選者を選ぶ
締切時間を過ぎたら速やかに当選者を選びましょう。
選び方にルールはありません。ツールを使うなどして完全に無作為に抽選してもいいですし、1人ずつ吟味して選んでもいいです。
私の場合、相手を見て選んでいます。
私がGiveaway当選者に選ばない人の特徴
具体的には以下のような人は、私は当選者に選びません。
- 手当たり次第、応募しまくっている人
- 初心者すぎてスムーズなやり取りが難しそうな人
- コメントが明らかに定型文みたいな人
一言で言うとコミュニケーションコストがかかりそうな人は選びません。
当選者に対しては、TwitterのDMでやり取りをします。
DMのやり取りをする際に、知識不足でたくさん質問してきそうな人やDMの返信が遅い人、対応が悪い人などを当選者に選んでしまうとNFTを渡すまでのやり取りに時間がかかってしまいます。
スムーズにやり取りをしたいので、以上のような可能性が高い人は私の場合、選ばないようにしています。
私がGiveaway当選者に選ぶ人の特徴
私の場合、以下のような人の中から当選者を選びます。
- 私やNFTプロジェクトに対する熱意のあるコメントをしてくれた人
- プロフィール、ツイートの内容から信頼できそうな人
一言で言うとそれなりに知識があって真面目そうな人の中から当選者を選んでいます。
今回の事例として紹介したGiveaway企画では164名からの応募がありましたが、そのうち自主的にコメントを入れてくれた人は28名。そのうち、「ご縁がありますように」のような誰でも書けるようなコメントを除くと残ったのは20名前後。
この中から選ぶ感じです。
このような判断基準があると、当選者を選ぶ時間を削減できるし、めんどくさそうな人を当選者にしてしまうリスクも減ります。
当選者を発表する
当選者が決まったらTwitterで当選発表をツイートします。
当選発表のやり方は主に2パターンあります。
- Twitterで当選者を公開発表
- Twitterで当選者のみにDM
私の場合は当選者を公開しています。
理由はGiveawayの信頼性を高めるためです。
中にはフォロワーを増やしたいために、Giveaway企画をやるだけやって、結果Giveawayしない人もいます。
「当選者にはDMを送ります。」の場合、誰が当選したかわからないので、いくらでも悪用できますからね。
きちんと当選者を発表することで健全性をアピールすることができます。
当選者とDMでやり取りをする
当選者発表後は、当選者とTwitterのDMで直接やり取りを行います。
当選者からDMでウォレットのアドレスを送ってもらればOKです。
当選者のウォレットにNFTをトランスファー(移行)する
ウォレットのアドレスを教えてもらったら、MetaMask (メタマスク)に接続したOpenSeaからGiveaway企画のNFTを送ります。
メタマスクとかOpenSeaのことがよくわからないという人は以下の関連記事を参考にしてください。
GiveawayするNFTの送り方
まずは、OpenSeaにログイン(MetaMaskに接続)してプロフィールページにアクセス。
自分が保有しているNFTコレクションの中からGiveawayするNFTをクリック。
NFTを選択したら、右上の紙飛行機みたいな形をしたトランスファーのアイコンをクリック。
TwitterのDMで入手した当選者のアドレスをコピペして、Transfer (転送)をクリック。
誤入力を防ぐため、アドレスは手入力ではなく、必ずコピー&ペーストしましょう。
ガス代(手数料)が掛かるので、見積もり金額に問題なければ、確認をクリック。
「Your transfer is complete!」の表示が出れば、トランスファー(当選者へのNFTの送信)は完了です。
トランスファー(Giveaway)が完了したら、当選者へ送信の報告をしましょう。
反映に時間がかかるので、少し時間を空けてからの報告でもOKです。
トランスファー完了後も、OpenSea上の反映に時間がかかる場合があります。
トランスファーしたはずなのに、まだ自分のリストにGiveawayしたNFTが残っている
そんな不安を感じることもあるかもしれませんが、あとは反映されるまで待つしかありません。
実際、私の場合反映されるのに1週間くらいかかったことがあります。当選者の方が優しく、気長に待っていただけたので安心しました。
GiveawayされたNFTの受け取り方
NFTのGiveaway企画に当選した人は、主催者の指示に従いウォレットのアドレスを知らせましょう。
OpenSeaにMetaMask (メタマスク)で接続している場合は、MetaMaskにログインしてアドレスをコピーします。
OpenSeaにMetaMask以外のウォレットで接続している、あるいはOpenSeaのマイページからウォレットアドレスをコピーしたい人は、まずOpenSeaにログインし、マイページ(プロフィール)を表示します。
プロフィール画像、表示名の下にアドレスが表示されているのでコピー。
コピーしたアドレスを主催者に伝えます。
後は、GIveawayされるのを待つのみです。Giveawayが完了したら主催者から連絡があると思いますが、一向に連絡がない場合は、問い合わせしましょう。
GiveawayされたNFTを確認
Giveawayの完了報告を受けたら、実際に自分の手元にNFTが届いているか確認しましょう。
確認方法は以下の通りです。
- OpenSeaのプロフィールページにアクセス
- Moreをクリック
- Hiddenをクリック
- Hiddenのリスト内にGiveawayされたNFTがあることを確認
ごくまれにHiddenリストでなく、直接プロフィールページのNFTリストに反映されていることがあります。
GiveawayされたNFTの確認方法は以上です。
NTFのGiveawayに関するよくある質問
最後にNFTのGiveawayに関するよくある質問について回答します。
順に回答します。
NFTのGiveawayにガス代(手数料)はかかる?
NFTのブロックチェーンは主にイーサリアムチェーンとポリゴンチェーンの2種類があります。
有名なのはイーサリアムチェーンですが、イーサリアムで発行されたNFTは送信時にガス代(手数料)がかかります。
一方で、Polygon (ポリゴン)チェーンの場合、手数料は無料です。
ブロックチェーン | ガス代(手数料) |
---|---|
イーサリアム | 有料(目安0.001〜0.005ETH) |
Polygon (ポリゴン) | 無料 |
ポリゴンチェーンの接続方法がわからない人は以下の記事を参考にしてください。
GiveawayされたNFTは転売してもいい?
人からもらったNFTを転売するのは気が引ける・・・。
確かにGiveawayしたNFTを直後に転売されたらショックですが、ルール的には、転売OKです。
NFTは転売されることでNFTの開発者にロイヤリティ(印税)が入る仕組みになっています。
開発者的には転売された方が儲かるので、転売することが失礼にあたるとは考えなくていいです。
身に覚えのないNFTがあるけど、どうすればいい?
OpenSeaのアカウントを持っていると、Giveawayに応募したわけでもないのに、知らないNFTが送りつけられてることがあります。
身に覚えのないNFTは基本的にすべて詐欺です。
絶対に触らないようにしましょう。
Hidden内にある身に覚えのないNFTをUnhidden (公開)するとハッキングに遭う恐れがあります。
知らないNFTは触らず放置してください。
まとめ
NFTのGiveawayには送る側も受け取る側も、それなりに知識を求められます。
MetaMaskやOpenSeaの設定に不安がある人は、下記の関連記事を参考にしてください。
これからNFTを始めてみたいけど、まだ暗号資産(仮想通貨)を持っていないという人はコインチェックで口座開設をするところから始めましょう。
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