専門用語が多すぎて始める前に挫折している
仮想通貨で何ができるの?仕組みがわからない
何から始めればいいのか、わからない
以上のような悩みを解決できる記事をご用意しました。
この記事で得られること
- 仮想通貨に関する基礎的な用語の意味が理解できるようになる
- 仮想通貨の始め方からNTFの購入の仕方までの全体像が把握できる
仮想通貨のことをまったく知らない人でも理解しやすいように、専門用語をなじみのある言葉に置き換えて解説します。
取引所の口座開設からNFT購入までの流れを「たとえ話」でわかりやすく解説
みなさんは海外旅行に行ったことがありますか?
たとえば、アメリカへ旅行に行って、ディズニーワールドのシリアルナンバー入り(1点物)のぬいぐるみを買いに行くとします。
そのためには、どのようなお金の準備が必要ですか?
海外旅行で買い物をするために必要なお金の流れ
- 銀行で日本円をアメリカの通貨(ドル)に両替する
- 両替した通貨を財布に入れる
- アメリカのディズニーワールド内のショップに行く
- ショップでディズニーの1点物のぬいぐるみを購入する
難しくないですよね?
この流れさえ理解できれば、仮想通貨の基本的な仕組みも理解できます。
では、先ほどのお金の流れを仮想通貨に当てはめてみましょう。
仮想通貨取引所の口座開設からNFT購入までの流れ
- 仮想通貨取引所(銀行)で口座開設をする
- 仮想通貨取引所(銀行)で日本円を仮想通貨(ビットコインなど)に両替する
- 両替した仮想通貨をウォレット(財布)に入れる
- OpenSea(仮想通貨で買い物できるオンラインショップ)にアクセスする
- OpenSeaでNFT (1点物の商品)を購入する
海外旅行の例と違うのは、両替する(仮想通貨を購入する)には取引所の口座開設が必要な点です。
- 銀行=取引所
- 海外の通貨=仮想通貨
- 財布=ウォレット
- ショップ=OpenSea
- 1点物の商品=NFT
このように置き換えて考えると想像しやすいと思います。
それぞれの用語について深掘りして説明していきますね。
仮想通貨(暗号資産)の関連用語をなじみのある言葉にたとえて解説
仮想通貨、取引所、NFT、ウォレット……。
仮想通貨をはじめようと思っても、専門用語が多すぎて意味がわからない。
そんな人のために、普段から使う用語にたとえて、仮想通貨用語を解説します。
仮想通貨取引所=銀行(外貨両替所)
仮想通貨(暗号資産)は、仮想通貨取引所で購入することができます。
仮想通貨取引所には銀行(外貨両替所)のような役割があります。
海外旅行に行くときは、銀行で日本円を海外の通貨に両替しますよね。
同じように、仮想通貨取引所では日本円を仮想通貨に両替(購入)することができます。
ビットコインなどの仮想通貨を購入するには、まず仮想通貨取引所で口座開設をしましょう。
仮想通貨取引所にはどんなところがあるの?
銀行には、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のように、いろいろな種類があります。
同様に、仮想通貨取引所も国内外にたくさんあります。
国内の有名な仮想通貨取引所
- コインチェック
- bitFlyer
- bitbank
- BITPOINT
- GMOコイン
- DMM Bitcoin
- Liquid
- Huobi Japan
- Liquid by FTX
仮想通貨=海外の通貨
仮想通貨=日本円以外のお金、つまり外貨の一種のようなものです。
仮想通貨といえばビットコインを思い浮かべる人が多いと思いますが、実は仮想通貨の種類はビットコイン以外にも無数にあります。
海外の通貨にドル、ユーロ、フラン、元などがあるように、仮想通貨にも、ビットコイン以外にイーサリアム、リップルなどのコインがあります。
銀行に行けば、日本円を海外通貨に両替できるように、仮想通貨取引所では仮想通貨が購入できます。
国内の仮想通貨取引所で購入できる有名コイン
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XPR)
- ポルカドット(DOT)
- ビットコイン キャッシュ(BCH)
- イーサリアム クラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ステラルーメン(XLM)
- サンドボックス(SAND)
取引所によって取り扱っているコインが少し違いますよ。
ウォレット=財布または通帳
銀行でお金を下ろしたら、お金を財布に入れますよね。
仮想通貨も同じで、仮想通貨を購入したら保管する場所が必要です。
仮想通貨における財布の役割を果たすのがウォレットです。
ウォレットを日本語に訳すと「財布」なのでそのままですね。
取引所のウォレット=預金通帳みたいなもの
取引所で購入した仮想通貨は、取引所のウォレットに保管されます。
取引所のウォレットは財布というより、どちらかというと預金のイメージに近いです。
取引所のウォレットに保管する=仮想通貨を取引所に預けている状態です。
インターネットバンキングの画面を見ているような状態に近いですね。
近年は減りましたが、過去には取引所のコインがハッキング被害に遭う事件がありました。
取引所がハッキングに遭うと預けていたお金(仮想通貨)が盗まれるリスクがあります。
銀行(取引所)に預けておくのが不安であれば、個人でお金(仮想通貨)を管理する必要があります。
取引所のウォレット(通帳)から個人のウォレット(財布)に資金を移すことも可能
取引所にコインを預けておくのは不安という人は、個人で管理することもできます。
個人で管理するウォレットには、メタマスクやマイイーサウォレットなどがあります。
NFTマーケットプレイス=ショッピングセンター(オンラインショップ)
NFTマーケットプレイスとは、仮想通貨版のショッピングセンター(オンラインショップ)みたいなものです。
仮想通貨を購入したら、仮想通貨でショッピングを楽しむこともできます。
デパートやショッピングセンター、あるいはオンラインショップのような空間が仮想通貨の世界にもあります。
それが、NFTマーケットプレイスです。
Amazonや楽天市場でショッピングをしたことがある人は多いと思います。
画面上に、いろんな商品が並んでいて、欲しい商品を日本円で購入しますよね。
NFTマーケットプレイスもAmazonや楽天市場のようなサイトを想像していただければ結構です。
画面上に、いろんな商品(NFT)が販売されています。日本円の代わりに仮想通貨で購入します。
有名なNFTマーケットプレイスは?
もっとも有名なNFTマーケットプレイスはOpenSeaです。
仮想通貨版Amazonだと思っていただければ想像しやすいと思います。
OpenSeaではCryptoPunksやBAYCといったプロジェクトの商品(NFT)が購入できます。
欲しい商品(NFT)があれば、財布(メタマスク)に入ったお金(イーサリアム)で購入することができます。
NFT=1点物の商品(デジタルデータ)
NFT=1点物のデジタル商品と思うとわかりやすいですよ。購入した商品には、所有者の情報が記録されます。
これは序章で例に挙げたディズニーワールドのシリアルナンバー入り(1点物)ぬいぐるみです。
「288 of 1200」と記載されており、1200体製作したうちの288番目の商品であることが証明されています。「288 of 1200」のシリアルナンバーが付けられたぬいぐるみは世界で1つしかありません。
NFTもディズニーのぬいぐるみの例と同様に、シリアルナンバー入り(1点物)の商品だと思ってください。
NFTとは、シリアルナンバーのようなものが記録された世界で1つだけの商品(デジタルデータ)です。ディズニーのぬいぐるみには所有者の情報は記録されませんが、NFTの場合、所有者の情報まで記録されます。
ネット上の画像データなんて誰でもコピペできるから価値がないよね
以前はそのように思われていましたが、NFTの登場によって、画像の所有者の情報が記録されるようになったので、価値が生まれるようになりました。
そのため、OpenSeaではCryptoPunksやBAYCのような人気プロジェクトは高級車なみの高額で取引されています。
まとめ
仮想通貨をこれから始めたい人の中には、専門用語が多くて難しそうだから諦めていたという人も多いと思います。
普段からなじみのある言葉に置き換えて考えると、理解しやすくなったのではないでしょうか。
今回のたとえ話を聞いても、まだイマイチ理解できない
そんな人は、実際に仮想通貨取引所を開設することから始めてみることをおすすめします。
取引所の口座開設は無料で行えるので、ノーリスクで始められますよ。